積極的にリーダーシップを発揮できる子供かどうかを見る慶応、人のために自分が何をできるかを考えどう行動できるかを見るカトリック系の女子校等、私立小学校にはそれぞれの長い伝統を軸として、独特のカリキュラムが組まれ、各々常に自分を高める教育が行われています。

いずれも大勢の卒業生を輩出し、在校生、卒業生は勿論、親御さんまでもがその一員である自覚と誇りを持っておられます。入学希望者は、大変多く高い倍率となっております。

例えば、2011年度入試結果を見ると....

【慶應義塾幼稚舎（渋谷区・共学）】

男子定員 96人・志願者1,167人（前年度比 -17人）・倍率12.15

女子定員 48人・志願者777人（前年度比 -143人）・倍率16.18

【学習院初等科（新宿区・共学）】

男子定員 40人（内部進学者含まない）・志願者274人（前年度比 -83人）・倍率6.85

女子定員 40人（内部進学者含まない）・志願者340人（前年度比 -95人）・倍率8.50

【青山学院初等部（渋谷区・共学）】

男子定員 44人（内部進学者含まない）・志願者260人（前年度比 +9人）・倍率5.90

女子定員 44人（内部進学者含まない）・志願者271人（前年度比 -54人）・倍率6.15

となっております。

都内を中心に小学校受験のための幼児教室は大手から個人まで数多くあり、ほとんどのお子さまが大手塾と個人塾を掛け持ちする「ダブルスクール」をしていらっしゃいます。一体どの様な準備をすれば、この厳しい倍率の中、我が子を希望の学校へ入学させることができるのでしょうか。